「カドーの空気清浄機を購入しようと思うんだけどどの機種がいいの?」
「価格が安いものだと機能は劣る?」
「カドーの空気清浄機を選ぶ時のポイントは?」
カドーの空気清浄機を購入しようと検討されている方はこのような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
使用用途や使用する場所の広さによって選ぶ機種は変わってきます。
そこで、今回の記事ではカドーの空気清浄機の全9機種を比較してみた結果についてご紹介します。
この記事を読んでいただくことで、あなたに合った機種を選ぶことが出来ます。是非、参考にしてみてください。
カドー空気清浄機全9機種を徹底比較!

それではまずカドーの空気清浄機、全9機種を一覧で見ていきましょう。
LEAF 320i (AP-C320i) | LEAF Portable (MP-C30) | LEAF 320 ホワイト (AP-C320) | LEAF 720 (AP-C720) | LEAF 250 from 蔦屋家電+ | LEAF 130 (AP-C130) | LEAF 250 (AP-B250) | LEAF 250HT (AP-B250) | 輪島塗×cado (AP-C110) | |
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価格 | 60,500円 | 21,800円 | 57,800円 | 139,700円 | 49,280円 | 49,830円 | 29,850円 | 55,000円 | 《根来》 385,000 円 《波千鳥》 495,000 円 |
適用床面積 | ~42㎡² (26畳) | 車載/小スペース | ~42㎡(26畳) | ~107㎡ (65畳) | 〜35㎡(21畳) | 〜28㎡ (17畳) | 〜35㎡(21畳) | 〜35㎡(21畳) | ~20㎡ (12畳) |
フィルター | 1.プレ 2.HEPAタイプ 3.光触媒活性炭 +特殊活性炭 | 1.静電集じん 2.光触媒活性炭 | 1.プレ 2.HEPAタイプ 3.光触媒活性炭 +特殊活性炭 | 1.プレ 2.光触媒活性炭 +特殊活性炭 3.HEPAタイプ +抗菌加工 4.特殊活性炭 | 1.プレ 2.HEPAタイプ 3.活性炭 | 1.HEPAタイプ 2.特殊活性炭 | 1.プレ 2.HEPAタイプ 3.活性炭 | 1.プレ 2.HEPAタイプ 3.活性炭 | 1.HEPAタイプ 2.活性炭 3.光触媒活性炭 4.HEPAタイプ |
セルフ クリーニング | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
センサー | ニオイ ホコリ 照度 温度 湿度 | ニオイ ホコリ 照度 | ニオイ ホコリ 照度 | ニオイ ホコリ | ニオイ ホコリ | ニオイ ホコリ | ニオイ ホコリ | ニオイ 照度 | |
LED搭載 | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
タイマー機能 | ◎ | ○ | ○ | ○ | |||||
スマホ連携 | ○ | ||||||||
オゾン空間 除菌 | ○ | ||||||||
運転音 | 30〜60dBA | 25〜40dBA | 30〜60dBA | 32〜59dBA | 36〜61dBA | 26〜60dBA | 36〜61dBA | 36〜61dBA | 30〜61dB |
カラー | インディゴブラック クールグレー | モルタルブラック シルバー ゴールド | ホワイト | クールグレー | セージグリーン トープ | クールグレー ホワイト インディゴブラック | クールグレー ホワイト | ハンマートーン | 根来 波千鳥 |
発売日 | 2018/11/30 | 2019/10/30 | 2020/9/30 | 2021/3/25 | 2021/11/16 | 2022/3/20 | 2022/11/中旬 | 2022/11/中旬 | 2016/1/21 |
今回は全機種の比較をしていますので“9機種”としていますが、「LEAF 250 from 蔦屋家電+」「LEAF 250」「LEAF 250HT」の3つの製品は適応床面積やフィルターなどの機能は同じになっているため、実質“7機種”の比較になります。
9機種の機能や性能を比較すると、違いは次の9つのポイントです。
①適用床面積
②フィルター機能
③セルフクリーニング機能の有無
④搭載センサー数
⑤空気の状態を可視化するLED
⑥タイマー機能
⑦スマホ連携機能
⑧オゾン空間除菌機能
⑨運転音
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機種比較①|適用床面積
カドーの空気清浄機に限らず、空気清浄機を購入するうえで最も最初にチェックすべきポイントは「適用床面積」です。
しかし、勘違いしてはいけないのは「適用床面積≠部屋の面積」ということです。
というのも「適用床面積」とは、日本電機工業会規格(JEM1467)で定められた基準により、30分できれいにできる部屋の広さを表しています。つまり、広い部屋で使用した場合は空気清浄にかかる時間が長く、小さい部屋で使用した場合は短くなるということです。
カドーの空気清浄機では最大適用面積が12畳~65畳で選ぶことが出来ます。より早く部屋を清浄したいという方は実際の部屋の大きさの2~3倍の適用面積の物を選ぶのが一般的です。
機種比較②|フィルター機能

次に空気清浄機で重要なのはフィルターです。
カドーの空気清浄機では製品ごとに組み合わされているフィルターが異なります。カドーの空気清浄機で使用されているフィルターは主に次の4種類です。
・プレフィルター
・HEPAタイプフィルター
・光触媒活性炭フィルター
・特殊活性炭フィルター
気を付けたいのは水洗いができるのは“プレフィルターのみ”ということです。つまり、プレフィルターのついていない「LEAF 130」等はHEPAタイプフィルターで比較的大きなごみもキャッチすることになります。その為、フィルターの寿命が短くなってしまうのです。
フィルターは消耗品のため都度新しいフィルターを購入し、交換する必要があります。
各フィルターのそれぞれの役割は次の通りです。
プレフィルター
花粉や細かいほこりなどの比較的大きなものをキャッチする。(※水洗い可能)
HEPAタイプフィルター
ウイルスやPM2.5などの細かいものをキャッチする。
光触媒活性炭フィルター
活性炭の吸着力と新型光触媒技術で、フィルターに吸着した汚れや菌を強力に分解・除去する。
特殊活性炭フィルター
活性炭の吸着力で、不快な臭いを取り除く。
機種比較③|セルフクリーニング機能の有無

カドー空気清浄機のセルフクリーニングとは、ニオイや菌を吸着する活性炭と、それらをLED光で分解・除去する光触媒技術を用いた「セルフクリーニング機能」をフィルターに搭載することで、フィルターが自己再生し、長寿命化を実現するというものです。
カドーの空気清浄でセルフクリーニング機能が搭載されているのは以下の3製品です。
・LEAF 320i
・LEAF 320
・LEAF 720
この3製品のフィルターはその構造と適用床面積から、消耗品としては金額が高いです。(それぞれ税込7,975円と税込21,780円)そのため、このようなセルフクリーニング機能が搭載されてるのはありがたいですね。
フィルターを長持ちさせる方法と交換時期の見分け方については以下の記事を参考にしてみてください。(↓)
機種比較④|搭載センサー数
カドーの空気清浄機には次の5つのセンサーが搭載されています。
・ニオイセンサー
・ホコリセンサー
・照度センサー
・温度センサー
・湿度センサー
これらのセンサーが機種ごとに複合的に搭載されています。「LEAF Portable」以外の製品にはニオイ/ホコリセンサーは標準搭載されていますが、口コミではホコリセンサーがうまく機能していないという口コミが多いため、ホコリセンサーには期待し過ぎないようにしましょう。
また、照度/温度/湿度については個人的な感想ではおまけのようなセンサーです。というのも、温度/湿度センサーは調整をしてくれるものではなく測ることが出来るというだけの機能です。(カドーの空気清浄機に除湿/加湿機能はついていない)
カドーの空気清浄機で優秀なのは“ニオイセンサー”なのでニオイセンサーがあれば十分と言えるでしょう。それぞれのセンサーの役割は次の通りです。
ニオイ/ホコリセンサー
ニオイ/ホコリセンサーが、周囲の状況に合わせて風量を自動調節することができる。更に、3色のLEDで状態を可視化してくれるため、一目で室内の空気の状況を確認することが出来ます。
照度センサー
周囲の明るさに合わせて、LEDライトの照度を落とすことが出来ます。就寝時などは自動で照度を落としてくれるため、LEDライトが気になりません。
温度/湿度センサー
主に「スマホ連携」の機能で使用するもので、スマホから部屋の温度/湿度を確認することが出来ます。
機種比較⑤|空気の状態を可視化するLED

カドーの空気清浄機にはすべての機種にLEDライトが搭載されています。また、このLEDライトは色によって空気の状態を確認できるようになっており、オレンジ→緑→青の順で空気がきれいな状態になっているかがわかります。
比較したいのは「LEAF Portableに限り、空気の状態がわかるものではない」ということです。
LEAF PortableのLEDライトは辺りを照らすものとして搭載されており、ライトの強度を弱:中:強の3段階から選ぶことが出来るようになっています。
機種比較⑥|タイマー機能
タイマー機能も機種によって搭載されてるものとそうでないものがあります。
・LEAF 320i
・LEAF 320
・LEAF 720
・LEAF 130
上記4製品にはタイマー機能が搭載されており、OFF/1h/4h/8hの4段階の設定が可能です。
機種比較⑦|スマホ連携機能

カドーの空気清浄機ではLEAF 320iのみ、スマホ連携機能が搭載されています。
「cado sync アプリ」は、アプリをインストールしたデバイスとWi-Fi経由で連携し、外出先から空気の状態確認やリモート操作を行うことが出来ます。ado sync アプリの機能は以下の通りです。
・PM2.5/温度/湿度の確認
・空気の状態確認
・電源オン/オフ
・風量の変更
・運転モードの変更
・消灯オン/オフ
・24hタイマーオン/オフ
・フィルターの寿命確認
この機能を使うことで、外出先から電源を入れることもできるため、先ほどの適用床面積に合わせて30分前に電源を入れておくことで帰宅時にはすでに空気がきれいになっているということもできますし、家にいるときも本体に近づかなくても操作することができる、非常に便利な機能です。
機種比較⑧|オゾン空間除菌機能

空気の除菌力を優先するならオゾン空間除菌機能が搭載されているLEAF 130一択と言えます。
オゾン空間除菌機能とは、人体に無害とされる低濃度のオゾンを空間に放出することで、空間に浮遊する菌やウイルスを除去することが出来る機能です。
カドー空気清浄機LEAF 130を用いた浮遊菌の除去性能評価試験では、25㎥の空間で急速モード運転時約30分で99%以上、約60分で99.99%の浮遊菌を除去できる結果になっています。
特に高齢者のいる家庭などでは、空気中のウイルスなどが命取りになることもあります。体の弱い家族がいる方に是非お勧めしたい機種です。
機種比較⑨|運転音
最後に、運転音です。カドーの空気清浄機の運転音は約30~60dBになっていますが、より静音なものが良いという方は「LEAF 130」「LEAF 320」「LEAF 320i」を選ぶのが良いでしょう。
カドーの空気清浄機の運転音は他社製品と比較すると若干音が大きめということもあり、購入後に後悔しないようにしたいですね。
他社製品との比較や人が不快に思う音量については以下の記事を参考にしてみてください。(↓)
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カドー空気清浄機に共通する3つの魅力
ここまではカドー空気清浄機の機種ごとの比較についてご紹介しました。
ここからは全ての機種に共通するカドー空気清浄機の3つの魅力についてご紹介します。
・どんな空間にも馴染むデザイン
・高機能ファンによる清浄スピード
・シンプルかつ高い操作性
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どんな空間にも馴染むデザイン

カドーを知る人のほとんどが「お洒落な家電」として知ったのではないでしょうか?
カドーのシンプルでスタイリッシュな円柱型のデザインは他のインテリアを邪魔することなくどんな部屋にも馴染みます。カドーのすべての製品は普遍的な「美しさ」と「使いやすさ」を追求して生まれたデザインです。

家にあるだけで心が高揚するデザインは、友人を家に招待したくなるような美しさがあります。
高機能ファンによる清浄スピード

空気清浄機は浄化スピードが非常に重要です。
というのも、ホコリや有害物質、ウィルスなどは空気中を浮遊したあと、いったん床に落ちてしまうとどんなに強力な空気清浄機でも吸い上げることは困難なのです。
カドーの空気清浄機には大量の空気を速やかに循環できる高機能ファンが搭載されています。
最上位モデルのLEAF720では、1分間に13.8㎡の空気を浄化可能。1畳1.62㎡、高さ2.5mとすると約6畳分のスペースをなんと1分間で浄化することが可能です。
シンプルかつ高い操作性

様々な機能が搭載されている空気清浄機は操作が複雑になりがちです。複雑な操作が必要な機能は購入してから一度も使ったことが無いとなることもしばしば…
その点、カドーの空気清浄機はシンプルでわかりやすくデザインされたコントロールパネルになっており、操作が非常に簡単です。その為、機会が苦手な方や高齢者からも評価が高いポイントです。
カドー空気清浄機の目的別おすすめ機種
それでは最後に、目的別のおすすめ機種をご紹介します。
▼フィルター掃除やフィルター掃除の手間をできるだけ減らしたい方
→プレフィルターとセルフクリーニング機能を搭載した以下の機種がおすすめ!
LEAF 720/LEAF 320/LEAF 320i
▼生活の中のちょっとした手間やストレスを減らしたい方
→スマホ連携機能で操作をスマホで完結できる以下の機種がおすすめ!
LEAF 320i
▼体の弱い方や高齢者と生活している方
→オゾン空間除菌機能で常にきれいな空気に保つことが出来る以下の機種がおすすめ!
LEAF 130
※前提として機能だけではなく、適用床面積に合わせて購入するようにしてくださいね。
\目的に合わせた機種を選択/
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はカドーの空気清浄機の全9機種の比較についてご紹介しました。求める性能を比較し、部屋の広さやインテリアとの相性から、あなたにあった空気清浄機を見つけるための参考にしてみてください。
また、購入前に知ってきたいカドー空気清浄機のメリット・デメリットについては以下の記事でも詳しく解説しています。
では、今回のまとめです。
・空気清浄機を決める一番大きな違いは『適応床面積』と『フィルター数』。
・清浄スピードの速さや高いデザイン性はカドー製品の共通する魅力。
・カドーの空気清浄機はそれぞれの機能が異なるため、自分の目的に合った機種を選ぶことが大事。