「レッドブルが身体に悪いと言うのは本当?」
「毎日飲みたいけど怖くて我慢している。」
「エナジードリンクの飲み過ぎで死亡したニュースがあったよね。」
レッドブルを始め、エナジードリンクには様々な噂や都市伝説が存在します。
眠気覚ましやリフレッシュしたいときに飲むことの多いレッドブルですが、このような噂から飲むのを我慢している人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回の記事ではレッドブルが身体に悪いと言われる理由と、その真相についてご紹介していきたいと思います。
記事の前半では、「レッドブルは身体に悪いと言われる理由」「レッドブルは栄養ドリンクではなくエナジードリンク」「レッドブルに含まれる成分と効果」についてご紹介します。
そして、後半では「レッドブルを飲むタイミング」「レッドブルは身体に悪いは本当?」「レッドブルを飲むときの注意点」についてご紹介します。
この記事を読んでいただくことで、レッドブルの正しい飲み方を理解し、罪悪感なくレッドブルを楽しめるようになります。
是非、最後まで読んでみてくださいね。
レッドブルは身体に悪いと言われる理由

ではまず、世間的に「レッドブルは身体に悪い」と言われる理由についてご紹介していきます。
このように言われる理由は大きく以下の二つの理由が考えられます。
・一時的な効能には副作用があるという誤解
・過去にエナジードリンクの死亡事故がニュースになった
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一時的な効能には副作用があるという誤解
レッドブルは飲むことで気分がスッキリしたり、眠気が無くなるという効果があります。
この一文を見るだけでもまるで違法ドラッグを勧めているような謳い文句ですよね…
おそらくこれを聞いた方は「飲むことで一時的な快感や、開放感がある代わりに副作用もあるんだろう」と無意識的に想像してしまう人が多いと思います。
しかし、実際のところそのような違法ドラッグに入っている成分は含まれていません。
過去にエナジードリンクの死亡事故がニュースになった
2015年には24時間営業のガソリンスタンドで働いていた男性が眠気覚ましに日常的にエナジードリンクを飲んでいたところ、死亡したというニュースが取り上げられました。
国内初、カフェイン中毒死 エナジードリンク日常的に大量摂取か
参照元:産経新聞
エナジードリンクで死亡した事例は国内では初めてのことで、そのインパクトは大きくこれを機にエナジードリンクを飲むのを辞めたという方も多いでしょう。
しかし、実際のところここで死亡した男性の死亡原因は“カフェインの過剰摂取”です。エナジードリンクを短時間の間に複数本のみ、更に併せてカフェイン錠剤を摂取していたという。それにより、カフェインの致死率に達してしまいこのような事故に繋がってしまったのです。
このように直接的な因果関係がないにもかかわらず、メディアの情報や固定観念により、「レッドブルは身体に悪い」という印象が付いてしまったのです。
レッドブルは栄養ドリンクではなくエナジードリンク?

勘違いしている方も多いため、先にご紹介しておきますが、レッドブルは栄養ドリンクではなく、エナジードリンクです。こう言われてもおそらく多くの方は「そもそも栄養ドリンクとエナジードリンクの違いなんて意識したことない」と感じている人がほとんどではないでしょうか。
栄養ドリンクとは、いわゆる『医薬品』に分類されます。CMなどでよく見かける「リポビタンD」「アリナミンV」「チョコラBB」等です。
それに対してエナジードリンクとは、『清涼飲料水』に分類されます。カテゴリー的にはコーラやお茶などと同じカテゴリーなのです。
この違いは成分に“医薬成分”が含まれているかどうかです。
レッドブルにもアルギニン、ナイアシン、パントテン酸という成分が含まれていますが、これらは医薬成分ではありません。
レッドブルに含まれる成分と効果とは

「清涼飲料水だとそんなに効果は期待できないんじゃないの?」と感じている方も多いと思いますので、レッドブルに含まれる成分とその効果について順番にご紹介します。
レッドブルに含まれる成分は以下の通りです。
レッドブルの主な成分量(100mlあたり)
・アルギニン 120mg
・カフェイン 32mg
・ビタミンB2 0.09mg
・ナイアシン 3mg
・パントテン酸 2mg
・ビタミンB6 2mg
・ビタミンB12 2μg
カフェインの効果

カフェインには、脂肪分解酵素の活性を高める効果や覚醒効果、疲労感を軽減させる効果、集中力を高める効果等、様々な効果があります。
覚醒効果によって眠気覚ましになるというのはよく聞きますが、脂肪燃焼の効果を高めてくれるというのは知らない方も多いのではないでしょうか。
運動前に摂取すると効率よく脂肪が燃えるので、カフェインを摂取してから有酸素運動をするという方も多いです。
アルギニンの効果

アルギニンは母乳にも含まれている成分です。子供の成長に必須なアミノ酸の一種ですが、もちろん成人の方にもたくさんの効果があります。
例えば、成長ホルモンの分泌を促して筋肉増強に効果があるほか、免疫機能の向上、血流改善、生殖機能の改善にも期待できます。
男性の方は男性機能の改善などの『活力』に関係するアミノ酸として知っている方も多いのではないでしょうか。
また、ストレス社会に生きる社会人にはありがたいストレス軽減、疲労感軽減の効果もあります。
ビタミンB群の効果

レッドブルに含まれるナイアシンとは、ビタミンB3を指します。そしてパントテン酸とは、ビタミンB5を指します。B3、B5を含むビタミンB6やビタミンB12などのビタミンB群ですが、これは身体の機能を保つための必須微量栄養素となっています。
ビタミンB群の主な働きは、エネルギー代謝の補酵素です。補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがあります。
エネルギー源や体の構成成分となる、糖質、脂質、タンパク質だけを摂取しても、ビタミンB群が不足していると体内の代謝はスムーズに行われません。この補酵素を摂取しないとパワーを発揮できないというリスクが発生する可能性があるのです。
\様々な効果が期待できる/
レッドブルは飲むタイミングも大事!

いろいろな効果が期待できることはわかりましたがどのタイミングで飲むのが良いのでしょうか。
おすすめの摂取タイミングは次の2つです。
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朝~昼にかけての午前中
先ほどもご紹介したようにレッドブルは清涼飲料水です。そのため、糖分が含まれています。
夜にレッドブルを摂取してしまうとその日に使わなかった糖は寝ている間に脂肪になってしまいます。
一方で午前中にレッドブルを飲むとカフェインと砂糖(ブドウ糖)の効果で集中して仕事や勉強に取り組むことが出来ます。また、「甘さ」には眠気を覚ます効果があります。そのため、午前中に飲めば午後も眠気に襲われず、パフォーマンスを上げることが出来ます。
運動前
カフェインには脂肪分解酵素の活性を高める作用があります。そのため、運動前にレッドブルを飲むことでカフェインを摂取し、効率的に脂肪を燃焼することが出来ます。
また、アルギニンにも筋肉増強の効果があるため、スポーツのパフォーマンスを上げてくれるでしょう。
また、レッドブルを美味しく飲むためのレシピについては以下の記事を参考にしてみてください。(↓)
レッドブルは身体に悪いは本当?
結論として、レッドブルは身体に悪いのか?というとそうではありません。
もちろん、カフェインの摂りすぎや糖分、人工甘味料の摂りすぎは身体が不調になる原因になり得ます。
しかし、カフェイン剤との併用や一日に何本も飲むなどをせず、一日2~3本であればむしろ日中のパフォーマンスを上げるサポートをしてくれるものと捉えられるでしょう。
定期的にレッドブル飲みたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。安く買う方法についてご紹介しています。(↓)
レッドブルを飲むときの注意点

それでは最後に、レッドブルを飲むときの注意点を3つご紹介します。
・糖分の摂りすぎは太る原因に…
・カフェインの一日摂取量目安
・妊娠中の方や薬を服用中の方は医師に相談
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糖分の摂りすぎは太る原因に…
レッドブルのカロリーは250ml缶で110kcalです。29gの炭水化物が含まれているため、摂りすぎると太る原因になってしまいます。

ボディメイクなどで糖分を控えている場合は「シュガーフリー」のレッドブルがおすすめです。糖分を使用せず人工甘味料が使われているため、カロリーを抑えることが出来ます。
ちなみにシュガーフリーの場合は0kcalです。人工甘味料は身体に悪いというイメージもあるかもしれませんが、人工甘味料は砂糖の200倍の甘さを持ちます。そのため、使用量はほんのわずかです。
\シュガーフリーでも美味しい/
カフェインの一日摂取量目安
カフェインを過剰摂取すると次のような症状が現れることがあります。
めまい、興奮、不眠、嘔吐、下痢
では、過剰摂取を避けるためにはどの程度の摂取に留めておくのが良いのでしょうか。
レッドブルのカフェイン量は以下の通りです。
商品 | レッドブル | コーヒー (ドリップ) | コーヒー (インスタント) | 玉露 | ほうじ茶 |
---|---|---|---|---|---|
カフェイン量 | 80mg/250ml | 150mg/250ml | 133mg/250ml | 400mg/250ml | 50mg/250ml |
また、健康被害を生じない1日あたりのカフェインの摂取許容量は成人で1日当たり400gと言われています。
レッドブルは他の飲み物と比較してもカフェイン量が高いわけではありませんが、コーヒーやお茶もよく飲む人は注意しなければいけません。
妊娠中の方や薬を服用中の方は医師に相談
妊娠中の方や薬を服用中の方が、レッドブルを飲んでしまうとカフェインの摂取による影響を受けやすくなる場合があります。
そのため、米国食品医薬品局(FDA)では妊婦、授乳婦、妊娠予定の方や服薬している方はかかりつけ医に相談することが推奨されています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「レッドブルは身体に悪い」と言われる真相についてご紹介しました。
結論として、摂りすぎは良くないが、レッドブルが身体に悪いわけではないということがお分かりいただけたかと思います。
では、今回のまとめです。
・レッドブルは身体に悪いと言われる理由は、「一時的な効能には副作用があるという誤解」と「過去にエナジードリンクの死亡事故がニュースになった」ことによるもの。
・レッドブルは栄養ドリンクではなく、エナジードリンクです。その違いは成分に“医薬成分”が含まれているかどうか。
・代表的な成分は「カフェイン」「アルギニン」「ビタミンB群」の3つでそれぞれに良い効果が期待できる。
・レッドブルは午前中か運動前に飲むことで効率的に効果を実感できる。
・糖分を控えている場合は「シュガーフリー」のレッドブルがおすすめ。
・カフェインの摂取許容量は成人で1日当たり400g。
・妊娠中の方や薬を服用中の方が、レッドブルを飲んでしまうとカフェインの摂取による影響を受けやすくなる場合がある。
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